
VビームⅡ
VビームⅡ
VビームⅡは、日本の厚生労働省の承認を得ている医療用レーザーです。血液中のヘモグロビンに吸収されるレーザー光を照射することで、赤みを伴う皮膚の様々な悩みに効果が期待できます。従来の物よりも最大フルエンスが高くなり、照射径も最大12mmまで対応できるようになったため、より効果的で治療時間を短縮することが可能となりました。また、レーザーが照射される前に皮膚表面を冷却することより痛みも輪ゴムで弾かれる程度で済むといわれています。
血管病変に最も効果の高いレーザーであり、波長595nmのレーザー光線は血液中の酸化ヘモグロビンに吸収されやすいという特徴があります。ヘモグロビンが短時間にダイレーザーの光を吸収・熱変性することで、血管の内壁から熱破壊と凝固を起こし病変の血管自体が閉塞します。そのため、毛細血管拡張症や小鼻の赤み、頬の赤み、血管腫(赤あざ、単純性血管腫、いちご状血管腫)などに効果的です。レーザー光の熱によってお肌の弾力の源である線維芽細胞を刺激し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の増加を促進させお肌にハリ、ツヤが生まれます。また毛穴を引き締める効果があるため、毛穴が目立ちにくくなります。
治療後数時間~数日間は照射部位に赤みやひりつきが出る場合があります。そのため、当院では、施術後3日程度は炎症を抑える外用剤を塗布していただきます。
出力を上げた場合や血管壁が弱い場合などに内出血を起こす場合があります。内出血は10~14日間程度で落ち着いてくることがほとんどです。
出力を上げた場合、かさぶたや水疱ができることもあります。その場合2週間程度で落ち着いてくることがほとんどですが、それまでは軟膏を塗布するなどして対応します。
体質などにもよりますが、レーザーの影響で黒ずみ(炎症後色素沈着)が生じる可能性があります。数か月~半年程で症状が落ち着いてくることがほとんでですが、症状により美白外用剤などの使用をおすすめする場合もあります。
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クレンジング・洗顔を行い、お顔の状態がしっかりと診察できるようにしていただきます。
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治療前に診察でお肌の状態を診察させていただきます。お肌が治療に適している状態かをチェックし、施術についての説明を行います。
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原則施術前にお支払いになります。
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はじめに、目の保護のためにシールドを装着し、お顔にレーザーを照射します。
照射時は輪ゴムではじかれるような痛みがあります。
照射時間は約15分程度です。施術後、軟膏を塗布し終了となります。
定期的に施術を受けていただくことで、徐々に肌質が改善されていきます。保険適応で治療する場合、医師により単純性血管腫、乳児血管腫(いちご状血管腫)、毛細血管拡張症と診断された場合に保険適応となります。
その場合、3か月に1回治療を受けることができます。
保険適応外で治療を受ける場合は、症状の状態によりますが約2~4週毎に1回施術を受けることができます。
照射時に輪ゴムではじかれるような痛みがあります。
また照射後、軽度の熱感やひりつきを感じる場合があります。
一時的に赤みや腫れ、水疱などの火傷、炎症後の色素沈着、内出血による紫斑形成等を伴う場合があります。
内出血は10~14日間程度で吸収され目立たなくなります。お肌に問題なければ当日からお化粧可能です。
約15~20分程度です。
※カウンセリング内容や施術内容によっては時間が変わります。
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